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⼀⼈眠れない夜、ヘッドホンをお供に物語の世界へ浸ってみませんか。
この展示室の作品は⾳でことばを表現するオーディオドラマです。
第⼀回⽬は俳優、⻲⽥佳明さんが⾕崎潤⼀郎の「刺⻘」を紡ぎ、
サウンドデザインに阿部海太郎さんを迎えました。
スピーカーではなく、イヤホンかヘッドホンで聴くことをお勧めします。
できれば布団にもぐって最初から最後まで電話線は繋いだままで。
注文の多い展示作品ですが悪しからず、
物語の世界へ少しの間、逃避行できるはずです。

vol.1
作 /谷崎潤一郎
語り手 /亀田佳明
サウンドデザイン/阿部海太郎
演出/稲葉賀恵
大正から昭和にかけて、実に耽美的かつ幻想的な⽂体でもって⼈々の本能的な共感を得た⾕崎潤⼀郎。
著者の代表作とも⾔える「刺⻘」は彫物師清吉の性的倒錯と、⽪膚に彫られる刺⻘の美しくも艶かしい⽂体、
その後の⾕崎作品のモチーフが沢⼭詰まった作品です。
小説の原文はこちら(青空文庫『刺青』より)


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